看護師さん応援着圧ソックス ②
看護師さんを中心に255名に着圧ソックスのアンケートを行うと、
勤務中の着圧ソックスの着用率は13%と予想以上に低い結果となりました。
そこで、看護師さんにもっと着圧ソックスを履いていただけるような
看護師さんの為の「着圧ソックス」開発プロジェクトとスタートしました。
前回までの詳細は👇
プロジェクト活動【スタート】
1.着圧ソックスの試着を20名の看護師さんに依頼
・「着圧ソックス」の着用率が想像以上に低くかったアンケート結果の真相を深堀
・ 20名に1週間の試着調査(一般的な自社着圧ソックス3種類)
「満足できなかったこと」「良かったこと」を教えてもらいました。
■満足できなかったこと
不満の多くは、着圧ソックスの「脱ぎ履きのストレス」に対する回答でした。
・締めつけ感からだと思うが履き辛かったです。
・仕事が終わり靴下を履き替える時、脱ぎ辛かったです。
・着圧ソックスは履く時にある程度の力と時間が必要なのでストレスになりました。
・長時間着用後、足首と膝下ゴムのところに強い跡が残りました。
・長時間使用していると徐々にちくちくしてきて痒くなりました。
・仕事中に足底の滑りが気になりました。
■良かったこと
着圧ソックスの締めつけ機能の効果は、多くの方が満足している。
・普段は着圧ソックスを履いていなかったのですが、履くと気持ちよかったです。
・夜勤で長時間使用しましたが、脱いだ時に足が「すっきりした感じ」がありました。
・適度な締めつけ感があり足が上がりやすかったです。
結局。。。
■着圧ソックスの機能性は良い意見として多くありましたが、全員を満足させられる商品は1つもありませんでした。
■着圧ソックスの良さはわかっていても、満足できない点があるため継続して履かなくなる人が多くいることもわかりました。
2.Webグループインタビューで看護師さんの本音を探る
自社の着圧ソックスを1週間試着していただいた方の中の看護師さんにグループインタビューをお願いしました。
Webグループインタビューでは、アンケートでは見えなかった看護師さん特有の本音のお悩みを教えてもらえました。
看護師さんから聞けた特有の悩みは。。(自社商品の感想)
WEBグループインタビューでは多くの本音が飛び交いましたが、
でした。
それなら、
「1秒で履ける‼」
「現在履いていない方にも履いてもらえる」
をコンセプトに「着圧ソックス」の開発をスタートしました。
改善項目
・肌に優しい
・履きやすい
・食込まない(膝裏、足首)
・靴の中で滑らない
その③に続く。