
2025年7月6日(日)サンポート高松トライアスロンが開催されました。
場所は新しくできたあなぶきアリーナをトランジション場所としてスイム、バイク、ランを行います。
スイム1.5km
バイク40km
ラン10km
合計51.5kmのオリンピックディスタンスと言う距離で参加しやすい物だと思います。
ロングディスタンスになるとスイム3km以上、バイク180km、ラン40kmと言う過酷な物があり初心者ではなかなか完走が難しいと思います。

7:00からスイムがスタートでギリギリ間に合いましたが、
人が多くてスタートはあまり見れませんでしたが、応援の人が多い分熱気が伝わってきます。会場がすべてお祭りモードになっています。
応援するのも早起きしなければいけません。

トライアスロンのスタートは砂浜からダッシュして入水時にぶつかりまくりであぶないイメージでしたが、このトライアスロンは全員が海に浮かんだ状態からスタートするので通常のトライアスロンよりは安全に思えました。
フローティングスタートと言うらしいです。

わちゃわちゃしていて良くわかりません。

しばらくするとばらけてきます。1周750mを2周します。
スイムに不安な方はスキップと言う方法があるそうです。はじめっからスキップするか、1周目終了時にスキップをするか。スキップの方は記録としてはDNFになりますがその後も協議には参加してラップタイムが残ります。
スイムが遅い方は最後の方は平泳ぎも多様して進んでいる感じでした。
当日は風が強く波も割と高かったので少しスイムが難しかったかもしれません。

スイムが終わるとアリーナまで裸足でダッシュしていきます。
バイクへのトランジションですが多分200m位あり、これは長い方だと他の観客が行っていました。
バイクが進んでいった方向へ行くと折り返し地点があったのでそこでしばらく観戦しました。約4kmを10周して40km走るイメージです。

4kmの間に約400名が走っていると考えると割と密集してしまいます。
折返し地点で人が密集すると少しあぶない感じでした。
この折り返し地点は地下道から登ってきたところにあり、タイムを狙っている方はこの登りを結構な力で踏んでスピードを上げますが、遅い方は本当に遅いので危険なポイントだと思います。
あまり急な坂に見えませんが、疲れていてある程度のスピードで登るとこの坂でもほんとにつらいと思います。
見ている時に1回だけですが、接触事故も起きそうになっていました。
必死で競技していると周りが見えづらくなるので仕方ない所もありますが、
誘導の方がUターンでスピードを落とせと言いますが、右回りでUターンとか分かりやすく伝えるべきかと思いました。
Uターンのカラーコーンが大きいのはいいのですが、全部「赤」なので意外と目立ちづらいかも。

バイクの早い人が終わる前に移動してトランジションのホールの中を確認。エアコンが効いており、モニターもあって快適。ゴールも本格的なゲートが作成されており、お金がかかっています。

バイクが終わるポイントにはラインがあってそれを超える時は自転車に跨いでいると戻ってやり直しさせられます。
この自転車から下りるのも難しいポイントで、乗りながら靴を脱いで裸足で降りる方が多いです。
自転車のシューズがビンディングシューズと言うペダルにしっかりと固定するタイプの物が多く、そのシューズでは非常に走りづらいのでタイムを稼ぐためにもシューズはペダルにくっつけたままで裸足で走るのが早いからです。
走りながらシューズを脱ぐのですが、この直前にコーナーがあり1名滑ってこけていました。また、このライン手前で停まってシューズを脱ごうとした方1名もコケていました。この自転車から下りる練習も繰り返して身に着ける必要がありそうです。

タンデムの方がいて気になっていましたがうまく自転車から降りれていました。
走る時は紐で2名が繋がれていました。

ここから10kmのランニングです。
見ている分には風が強く、そこまで暑く感じていませんでしたが、走っている方を見ると本当に暑そう。

テントが給水ポイントでミストシャワーも置いてありました。エイドではゆっくりと歩いている方が多いように感じました。

ゴール。子供や家族と一緒に同伴ゴールをする方は選手と一緒にアリーナの外で一緒に入ってくることが許可されています。
ゴールゲートにはテープを張ってもらえてモニターにも映るので最後はゴールでどのようにポーズするか考えておいた方がいいと思います。
競技規則のランニングの所には
「フィニッシュの際は、レースナンバーを整え、サングラスを外し、笑顔を推奨する」
と書かれています。
ゴール後はエアコンがかかったアリーナで休憩できるのもいいと思います。
多分、撤収は全員の競技が終わってからになるのでそれまでに食事なども済ませることができると思います。
今回初めて高松トライアスロンを見ましたが、想像以上に面白かったです。3つの競技が見れるので見ていても飽きません。また自転車も色々な自転車があってそれだけでも面白いです。
またランニングは最後の競技でみんな必死で走っているのでついつい応援したくなります。自転車とランは周回コースなので知り合いの応援も何回もできるので応援しがいがあります。
トライアスロンにエントリーするには色々とハードルがあります。
・泳ぎの練習
・自転車の練習
・ランニングの練習
マラソンが趣味でランニングの練習をしている方は多いと思います。
泳ぎは子供のころスイミングスクールに通っていた人は大丈夫と思いますが、それ以外の一般の方は泳ぎの練習がまず難しいです。
あと自転車もやっている方はいいのですが、トライアスロンから自転車を始めるとなかなかお金がかかります。
まずランニングして見て運動が継続できそうなら自転車を購入してと言う流れでしょうか。自転車をやっている方はランニングを開始して少し走れるようになったらスイムをやってみてと言う感じでトライアスロンにチャレンジできるかも。
毎年開催されているので多くの方に応援に見に行って欲しいです。
朝が早いと言うのもありますが、子どもの応援は皆無でした。
このような競技こそ子供を連れて行って応援させて興味を持たせられるようになればいいと思います。