香川シームレス株式会社 BLOG

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ドイツ製医療用編機メルツについて

弊社にはドイツ製メディカル専用編み機のメルツがあります。
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 この機械は、医療機器である弾性ストッキングなどが製造できます。

非常に高額な編み機で、なかなか増設ができません。

 

機械で編んで生地ができると聞くと、ボタンを押したら生地が出てくるイメージを持つ人が多いと思いますが、実際は細かな調整では職人技が必要で、糸が10本~20本くらい使用しており、糸が抜けたり、糸の交換、生地の検査など、非常に手間がかかります。

その上で一般医療機器である商品に関しては、QMSの管理が必要で、材料の入荷記録から始まり、生産記録、品質管理・記録などいろいろと管理を行ってできたものが一般医療機器の弾性ストッキングとなります。

 

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弾性ストッキングの管理項目として非常に重要な着圧測定があります。最終の検査では着圧数値が許容範囲内に入っているかの確認を行ってからパッケージに入れていきます。

弊社はスイスのザルツマン社の測定機を中心に着圧測定を行っております。(上の写真)レッグウェア業界ではザルツマンと、ハトラー(イギリス)を使用している所が多いと思います。

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段階着圧設計とよく書いてある商品がありますが、足首を一番圧が強くして、足首から膝下までの圧を徐々に弱くする事で血液やリンパ液が上に戻る流れを補助してむくみが軽減されます。徐々にという所が段階というイメージです。

 

病気の治療では医者からの指示で購入する商品の弾性ストッキングですが、

むくみの軽減や疲労軽減の用途でも薬局で多く売っています。

着圧数値が強い商品は当然締め付けが強く、きついですが、強いから良い商品ではありません。自分に合った圧の商品を購入しなければ締め付けが強すぎて長時間履くことができなかったり、次から履くことすら嫌になる事もあるので、商品選び、サイズ選びは注意が必要です。

 

着圧を英語で言うとコンプレッションと言い、C3FIT、CWX、SKINS、ZAMST、ミズノなどが販売しているスポーツ用のコンプレッションタイツと非常に構造が似ています。

 

スポーツタイツの多くはカットソーでパワーの違う生地を縫い合わせたり、大きさを変える事で段階着圧にしたり、部分的にサポート力(コンプレッション)を変えたりしていますが、弊社丸編みニット生地では、編目の大きさや、ポリウレタンの送り込み量、糸、組織を変える事で上記のカットソーと同じような商品ができます。

丸編みニット生地の方が縫製部位が少なくでき、原料も安いため、同じような商品でも価格を抑えて製造ができます。

 



11月11日は靴下の日という事でレガルトのネットショップでは

11月11日まで毎日イベントを行っています。お得に購入できるチャンスなので、

是非ご利用をお願いいたします。

 

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